東京都政令指定都市訪問看護利用自己負担料金表 令和3年度改定

さて、新年度が始まりました!

訪問看護ステーションの管理者として、切っても切れない管理・経営のお話です。

訪問看護利用基本単位数は国によって定められた報酬設定であり、利用者さんへ重要事項です。しかしそれが2年に1度改定されます。


その都度、訪問看護の利用料金表情報はないものかとGoogle検索するのですが情報はありません。

電子カルテのシステム(iBow)に問い合わせても、それぞれのステーションにお任せしていますとのこと。

確かに、地域ごとで診療点数に乗する数が違うため管理は難しいことは分かります。それでも、利用者さんへのお金に関する情報なのだからもっとサポートがあってもいいのではと思ってしまいます。


少しだけエクセルが得意な看護師よしむらですので、自分で計算式を作って作成いたしました。

1割負担というのは、保険適応前10割に0.1を乗すればいいということではありません。

面倒ですが保険給付分9割を四捨五入して保険適応前10割から引くことで自己負担1割が計算されます。


よく使われる訪問看護Ⅰ-3を例に挙げてみましょう。(1割負担の方の場合)

令和3年介護報酬改定後の基本単位数は821単位。

地域単価の11.40円を乗すると、9359.4円。小数点以下切り捨てて9359円。

介護保険を利用して、1割の自己負担だと9割の給付分の計算が、

9359×0.9=8423.1 切り捨てて8423円の給付であることを確認。

最後に9359円-8423円=936円 が1割の自己負担額ということが求められます。


もし0.1を単純に乗して自己負担を求めてしまうと、

9359×0.1=935.9円で、切り捨てルールにより935円となり誤差が生じるということです。

1円なんですけどね。されど1円ということです。


東京都の地域区分23区限定ですが、せっかく作成しました資料ですので、愛をもって使用していただけますと幸いです。

なないろ訪問看護ステーション

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