家族看護研究会に参加してきました
大学の時にも家族看護という授業はあったし、
家族ケアは現場にいれば切り離せないものであるという認識で、
重要性や大切にしていることについては語れる自負心がありました。
しかーし!専門家は本当に違う。
渡辺式という独自の解析シートを使用し、看護師だけじゃない多職種で分析できる方法論がそこにはありました。
詳しくは渡辺式家族看護と検索すれば全国に支部がある研究会であり、どのようなシートを使用して分析するのかがお分かりいただけると思いますので、私が感じたことを残しておきます。
自戒も込めて、焦点をあてて論ずることが看護師は苦手なのだと感じました。
なぜかというと、その人を全人的に把握するために隅から隅まで情報を集めてから感情やその時の不安に至るまで思いを巡らせます。(あえてアセスメントとは書かずに)
でも、家族が病気など危機的状況に置かれた人の感情や行動は、意外とシンプル。日本語に当てはめることは難しいことはあれど、人と人の関わりにおいて相手の思い通りに同調するか、しないか、中立か。
その反応をどのように表現しているか。態度を大きく、または控えめにしているか。
そこに注目をすると、患者さんやその家族へ医療者などのスタッフの行動をどのようにすれば納得感が得られるかという学びを得られました。
機会があればまた参加させていただきたい、活気と向上心のある勉強会でした!
家族のケアは、臨終では特に力を入れています。そのためになないろ訪問看護ステーションでは家族会議を定期的に実施し記録に残していきます。
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